歴代モーター

テレボートせとに展示されていた(もうありません)過去に使用されていた競走用モーターです。


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマトY-1型(28型)

昭和28年3月

国際競艇興業株式会社

325.0

2

62.0×54.0


15×5000


32.0


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト30型

昭和31年3月

国際競艇興業株式会社

325.0

2

62.0×54.0


18.5×5500


33.0


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



キヌタB-35型

昭和31年9月

キヌタ内燃機製作所

347.5

2

66.0×50.8


20.5×6200


38.0


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト60型

昭和36年5月

ヤマト発動機株式会社

348.0

2

64.0×54.0


20.5×6000


36.5


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト65型

昭和40年4月

ヤマト発動機株式会社

348.0

2

64.0×54.0


22×6300


37.5


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト65-B型

昭和42年6月

ヤマト発動機株式会社

348.0

2

64.0×54.0


22×6300


37.0


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト70型

昭和45年12月

ヤマト発動機株式会社

348.0

2

61.8×58.0


28×6400


40.0


       



 年代

 製造会社


 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



フジKB-3型

昭和46年4月

富士モーターボート
株式会社

345.0

2

60.5×60.0


30×7200


39.0


       



 年代

 製造会社


 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ワールド80型

昭和49年1月

ワールドモーターボート
株式会社

327.8

2

60.0×58.0


30×7000


40.0


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト102型

昭和55年5月

ヤマト発動機株式会社

396.9

2

66.0×58.0


30×6400


40.0


       



 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト202型

昭和60年10月

ヤマト発動機株式会社

396.9

2

66.0×58.0


32×6600


42.5


       




 年代

 製造会社

 排気量(cc)

 気筒数

 内径×行程
 (mm×mm)

 出力/回転数
 (ps/rpm)

 重量(kg)



ヤマト302型
(カバーを外した状態)

平成4年10月

ヤマト発動機株式会社

396.9

2

66.0×58.0


32×6600


41.5


       

 




ここから下はやまと学校に保管されている、昔に試作されたモーター等です。




ウォータージェット推進機構

プロペラの代わりに水上オートバイのようなウォータージェット推進
機構を取り付けたモーターで、上半分は普通のモーターと同じです。
プロペラによる負傷をなくすことを主目的として開発されましたが、
曳き波を越える力が弱く先行艇を抜くことが困難であったり、
キャビテーションによる事故が増える恐れがあることから導入には
至りませんでした。(1995年製作)


(説明パネルより)
1.開発コンセプト
乗艇者の安全確保を目的に、安全性の高いウォータージェット
推進方式モーターを開発

2.特長
プロペラの代わりにインペラをモーター機構内部に装備し、安全性を
確保

3.パワーユニット
型式:ヤマト303 SS型
総排気量:396.9cc
圧縮比:10.2
最大出力:29.4kW(33PS)/7800rpm
最大トルク:37.2N・m(3.8kgfm)/7200rpm

4.ウォータージェットポンプ
ポンプ形式:(株)大阪補機製作所製 遠心型
吐出圧力:52.9×10 4Pa

5.最高速力
84km/h

ボートはYM610型ボートをベースにスターン側にかけてデッドライズ角を
設けて艇底に多少V型の傾向をもたせたタイプを使用


 

 


急加速装置(N2Oガス)付モーター

レース中に一時的な出力の向上を得られる装置を取り付けることで、
F1のオーバーテイクシステムに似た感じの従来にない面白い競走と
なることが期待されましたが、機材事故の確率が高まったり、差が
付きすぎてレースにならなかったりと、諸般の事情により導入には
至りませんでした。


(説明パネルより)
1.開発コンセプト
レースの魅力向上を図るための要素の1つとして、接戦レースの
展開を提供

2.特長
亜酸化窒素(N2O)ガスの点火により、ノーマル運転時より40%近い
出力アップが可能

3.最大出力
24.3kW(33PS)/6600rpm(通常時)
34.9kW(47.5PS)/7700rpm(N2O添加時)
 キャブレター内に液状で供給
 熱負荷の問題、出力性能の安定さを若干欠く
 8km/h前後の速度アップ 展示タイムで0.5秒前後短縮


 

 


可変ピッチプロペラ

現在、競走で使用されるプロペラはレースに合わせて微調整を
しながら使用されますが、これは航走中に羽根の角度を変えられる
プロペラで、自動車の変速装置のような効果があると言えるでしょう。


(説明パネルより)
1.開発コンセプト
競走中の“キャビ”による事故防止とレースをより面白くする
プロペラの開発

2.可変ピッチプロペラの構造の特長
ボートの競走中にプロペラのピッチ(プロペラの翼の傾き)を変える
ことができる。したがって、操縦者が意図的、作戦的にピッチを選択、
変動させ、最適な加速性、減速性、直進性を得ることができる。

3.性能
最高速力:82.5km/h、周回タイム:1分50秒74
可変の効果:ピッチアック3度 → 2.8秒アップ(1周回)
        加速性、減速性が良い

4.機構
・ 手動式
改造したスロットルレバーを上下に動かすことにより、操縦者が
自分の意思でピッチを任意に変更することができる。
・ 電動式
スロットルレバーにリミットスイッチを取付け、これにコンピューターを
接続することにより、スロットルレバーを開くとプロペラピッチが弱く
なり、加速時にスロットルレバーを握り込むと、自動的にピッチが
強くなる。ピッチの変更のタイミングは任意に設定できる。

5.プロペラの仕様
手動式用
 直径:175.0mm ピッチ:217.7〜245.2mm 変更範囲:-1〜2度
電動式用
 直径:172.0mm ピッチ:221.9〜249.4mm 変更範囲:-1〜2度


 


モーター ボート ペアボート 乗艇装備 乗艇姿勢

各種信号 競技部内 歴代モーター 歴代ボート

Maniacs に戻る

HOME