乗艇装備

ケブラー(KEVLAR)はデュポン社の登録商標です。
ベクトラン(Vectran)は株式会社クラレの登録商標です。





 今回ご協力いただいたのは

 4585 渡邉 千晴 選手です。

 応援よろしくお願いします!

 

     



まず、このような服装からはいります。

上はサッカーシャツなど選手によってさまざまで、下はスパッツです。

ケブラーズボンを素足に履くと、皮膚が荒れたり、擦れたときに皮膚が削れてしまいますのでスパッツを履いています。

この写真で身につけている中では靴下はケブラー繊維入りの指定のものですが、それ以外は特に指定はありません。

ケブラー製品などの詳細は
こちら
     



次に、ケブラーズボンを履きます。
ケブラーと同様に耐切創性のあるベクトラン製のズボンも使用されています。
写真は膝下にパッドが貼られているタイプです。

ちなみにこの柄はオプションです。(笑)
本来はこの薄黄色一色(腰の部分は黒色)です。
そして生地はゴワゴワして堅いです。

カッパのズボンだけを履いた状態だと、このケブラーズボンの腰の部分が見えます。腹巻きじゃないのです。

靴は、やはりケブラー製のものです。
紐はなく、ベルクロで締めます。
また、安全のため、ケブラーズボンの裾はシューズの中に入れます。
なお、カッパの中身を説明するためにケブラーシューズを履いた写真としていますが、実際にはカッパを履いた後でシューズを履きます。
     



次に、カッパを着ます。(夏季はほとんどズボンのみの着用です。中にはケブラーズボンそのままの選手も…)

これは選手によってさまざまです。

SGレーサーだと、だいたいSGカッパですね。
     



いよいよカポックの装着です。

下側が前後に割れるようになっているので、開いてから頭を通します。
小柄な選手はベルトを留めた状態のまま服を着るように装着することも多いです。

カポックの襟には艇番色のカバーが掛けられています。

手袋も、やはりケブラー繊維入りのものです。

そして両肩と左腕にはプロテクターを装着します。
事故の際は左側が当たることが多いのと、右腕はハンドル操作をするためにTY-4型までは左側のみとなっていましたが、TY-5型から右肩にも装着されるようになりました。(右側は肩だけで、腕にはありません。)
写真は新型のTY-6型で、さらにTY-7型に順次移行しているところです。
     



重量調整用ベストはこのようにカポックの上に着ます。
先にベストを着てからカポックを装着する選手もいますが、重量の確認が難しいため認められない場合もあります。
     



最後に勝負服を着て準備完了!

もちろん、ヘルメットもかぶります。

この勝負服は薄手の生地のように見えますが、艇番色の生地の下にはケブラーズボンと同じ黄色い生地が入っていますので、かなり固いです。

デザインは何種類もありますが、色が分かりやすいことから宮島ではこのデザインを長らく採用しています。
     

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